【起業に成功する人・失敗する人】第22回:起業家に必要なのは専門性ではなく、メンタルも含めた総合力

新しい働き方ブログ
2017年07月25日

起業してみたいけど、まだまだ自分のスキルが足りていないと感じている人も多いと思います。そこで今回は、起業時にプラスになる、役立つスキルをいくつかご紹介いたします。


ITスキルを磨く

プログラミングまで自分でするレベルは必要ありませんが、Word、Excel、PowerPointといったソフトやWordPressなどのCMSを使いこなせるだけのスキルや、ITリテラシー(情報機器やネットワークを利用して集めた情報を自分の目的に沿った活用できる能力)、また、会社のHPを運営していくためにはSEOや広告の知識も必要です。


以前にもお話したと思いますが、起業したばかりの事業にとって、インターネット上での情報発信は欠かせません。会社HPだけでなくブログの更新やFacebook、TwitterといったSNSは一通りアカウントを登録しておき、使えるようにしておくのが望ましいです。


また、最新動向にも常に関心を持っていることが求められます。ITの分野はまさに日進月歩の進化を続けており、昨日まで最新の技術だったのが今日は時代遅れになっていることも少なくありません。だからこそ、常にアンテナをひろげて、知識を吸収しておきましょう。


最低限の法律知識

スポーツにおいては、ルールを守らなければ試合に出ることすらできません。日常生活やビジネスも同じです。法律をきちんと理解し、遵守しなければ、試合=市場で成功することなんて到底できません。


もちろん、まだ市場に参加していない起業時にも守るべきルール=法律はあります。「消費者」であれば、「契約書の内容が一方的だ!」「利用規約の文字が小さすぎてわからない!」などの言い訳が、まかり通ることもあるでしょう。しかし「経営者」であれば、知らなかったでは済まされません。


特に、心身の健康に直結する商品やサービス、労働者の権利については、国や市場、消費者の目が厳しくなります。たとえば化粧品やサプリメントの販売なら薬事法、食品事業である食品衛生法、従業員を雇用するなら労働基準法などについては、最低限の法知識を学んでおくべきです。またどんな事業を興すとしても、景品表示法、個人情報保護法、特定の電子メール送信の適正化等に関する法律等については、しっかりと把握しておきましょう。わからないことがあれば、ネットに頼らず、専門家や専門書を利用して知識を得るようにしてください。


コミュニケーション能力

誰にとっても重要ですが、経営者にとって特に必要なのが「コミュニケーション能力」です。一朝一夕で身につくスキルではありませんが、だからこそ起業前から意識して高めておく必要があります。


訓練方法としては、最初はメールを使った方法がおすすめです。相手が書いてきた文章を先入観なし受け入れ、何を伝えようとしているのか、何を求めているのか、目的はなんなのかを、考えてみてください。そうして「仮説」を立てて、質問によって反応を確認し、相手の真意を解明していく作業を繰り返していくことで、数手先まで想像しながらやり取りをすることができるようになります。目の前の人と会話をしているのと違い、メールであれば、考える時間も取れることがメリットです。


ライティングスキル

昨今のビジネスシーンでは、ホームページやブログでの情報発信が当たり前になってきています。読んだ人の心を動かす文章や、目を惹くキャッチコピーを書くことができれば、ライバルより一歩も二歩も有利になりますが、まずは、①誤字脱字がない、②伝えたいことが正しく伝わる文章を書ければOKです。


もし、もっとライティングスキルを高めたいというのであれば、ホームページや看板やチラシなど、いろんな媒体に目を配り、意識を持つだけでも十分な訓練になります。気になった商品説明ページやコピーがあれば、メモしておくのもいいでしょう。そしてなにより重要なのは、何度もチャレンジすることです。たくさん書いて、たくさんの人に見てもらって、たくさん批判されることで、ぐんと上達します。


気持ちの切り替え

何よりも重要なのが「メンタル」です。起業時は、計画を立てても、うまくいかないことの方が多く、ウンザリしてしまうこともあるでしょう。しかしそれをいつまでも引きずっていては、先に進むことができません。すぐに気持ちを切り替えて「次」を考えるようにしましょう。


過去の偉大な起業家も、すべからく大きな失敗を乗り越えてきています。「失敗して当たり前。」「百戦百勝の人なんていない。」いい意味での開き直りをすることも有効です。
とはいえ、すぐに気持ちを切り替えて、次に挑戦するというのは、口でいうほど簡単なことではありません。小さなことでもいいので、常日頃から実践して、身体に浸み込ませておくようにすることが必要です。


記事制作/イソダ カツヤ


ビジネスノマドジャーナル編集部
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