【HR Techで変わる働き方】第12回:労務に関するHR Techのサービスとは

ナレッジ
2017年05月17日

細かな業務がたくさんある労務。マンパワーだけで行うのはとても大変です。労務に関するHR Techのサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なサービスとその内容についてご紹介します。


Workday(ワークデイ)

◎概要

2005年の設立以来、多くのグローバル企業に選ばれてきた実績があるWorkday。日本でもソニー日立日産自動車トヨタファーストリテイリングなどが導入したことで注目を集めたクラウド型人事管理システムです。ルールの変更や計算が自動化されているので、手作業によるミスを防止することができます。社員の休暇取得状態もすぐに追跡できます。


◎特徴

HCM(Human Capital Management)と呼ばれる人材マネジメントを中心にした、幅広いサービス展開をしています。財務・人事部門のさまざなま数値をデータ化し、意思決定を客観的でスピーディーに行うことができます。また、リテンションインサイトというサービスでは、トップの人財に離職リスクがあることをいち早く把握して引き留め策を講じることができるようになっています。


◎メリット

従来の労務管理、タレントマネジメント、採用業務にかかわるサービスに加え、会計管理サービスである「FM(ファイナンシャル・マネジメント)」や採用前の学生管理サービスである「Student」、「Learning」と呼ばれる教育研修サービスも開始しており、人事ソリューションがトータルで手に入るのがメリットといえるでしょう。


公式サイト:https://www.workday.com/ja-jp/homepage.html?&_rda=/jp


Gusto(グスト)

◎概要

面倒な給与計算や保険、給付関係などをオンラインで一括管理できるサービスです。給与関連の手続きについて、社員がいつでも簡単に確認、申請し、受け取りができるようにします。


◎特徴

給与明細の確認や支払い方法の指定、変更などを一括して行うことができます。


◎メリット

何かと煩わしい手続きが必要な給与関係の業務を管理し、労務側、社員側、双方の業務の負担とコストを大幅に減らすことができます。


公式サイト:https://gusto.com/


JUSTWORKS(ジャストワークス)

◎概要

2012年に創業されたニューヨークに本社を置く企業で、社員の勤怠管理から、給与計算、保険、税金関係、福利厚生、医療保険まで、オールインワンのサービスを提供しています。


◎特徴

オンラインで好きなときに直接上司にペーパレスで休暇申請が行えたり、給与明細を必要なときにいつでもダウンロードできます。給与設定も一度すれば支払いは自動的に行われ、経費支払いにも対応しています。失業保険など、企業のコンプライアンスに関わるサービスも行っています。


◎メリット

一つのオンラインサービスでさまざまな労務を処理することができ、業務の効率化に役立ちます。


公式サイト:https://justworks.com/


HUE(ヒュー) HR Suite

◎概要

ヒューは、株式会社ワークスアプリケーションが開発した、世界で始めて人工知能を搭載しているERP(業務統合システム)です。データの追加や削除、資料データなどがすべてERPに一括管理されるので、それぞれのデータを別々に管理する必要がなくなります。


◎特徴

人工知能の学習機能を生かした、さまざまなサービスが揃っています。たとえば、誰かが入力した言葉や入力パターンを記憶し、別の人が入力する際にも入力内容を予測して提示してくれるため、入力者は選択してクリックするだけでよく、業務が非常にスピーディーに行えます。また、残業制限を超えそうになるとアラートを出したり、各部署の忙しい時期を人工知能がマスターして、予め繁忙期に備えた人員配置を行うこともできます。勤怠管理については、メンタルヘルスが悪化したことを察知してアラートを出すこともできます。


◎メリット

人工知能が業務や行動パターンを認識し、分析し、記憶して予測を立ててくれるので、効率的に業務が行えるようになります。


公式サイト:http://www.worksap.co.jp/hue/


KING OF TIME(キングオブタイム)

◎概要

クラウド型の勤怠管理のシェアNo.1、導入企業は7,300社以上にのぼります。従来のタイムカード管理からクラウド型管理への移行で、労務業務を軽減するサービスです。


◎特徴

リアルタイム管理で自動集計されるので、従来のタイムカードのような入力や集計の手間がかかりません。日本だけでなく世界中に散らばっている社員の勤務時間や残業、遅刻の様子を把握し自動的にデータを集めることで、人件費の予実管理ができるようになります。タイムレコーダーの種類も非常に豊富で、スマホからのGPS打刻や指紋などの生体認証などもあり、不正な打刻ができないようになっています。


◎メリット

社内SNSの「TALKING」では、急な帰社などの連絡をSNSで素早く行うことができます。クラウド型サービスであるため、月々のコストが低いのも大きなメリットです。


公式サイト:http://www.kingtime.jp/


ジョブカン

◎概要

利用実績10,000社以上を誇る勤怠管理サービス。打刻の方法が多く、モバイルからの打刻も自由にでき、打刻はデータ送信されて自動集計されます。


◎特徴

携帯やスマホからシフト管理が簡単にできるのが大きな特徴です。スマホからシフトの希望をタップして入れるだけで済み、管理者はシフト管理専用画面でシフトを素早く組むことができます。いずれの操作も直感的にできるので、ストレスなくシフト管理ができます。


◎メリット

出勤管理が社員と管理者双方にとって楽に行え、アルバイトなど多くの人のシフト管理も容易に行えます。


公式サイト:http://jobcan.ne.jp/


まとめ

バックオフィス業務を効率的に行える優れたHRサービスがいま、アメリカだけでなく日本でも多く生まれています。次回は、労務の分野でのHR Tech活用事例を取りあげます。


記事制作/神尾 マキ


ビジネスノマドジャーナル編集部
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